WordPressのログインページのURLを忘れてしまったときの対処方法

WordPressのログインページのURLを忘れ、管理画面にログインできなくなってしまったときの対処方法を記します。

対処方法は状況によって異なる

対処方法は、ログインページのURLを変更していたか、変更していなかったかで異なります。

ログインページのURLを変更していなかった場合

WordPressは標準状態ではwp-login.phpにアクセスすればログインページを表示できます。特に設定を何も変更してしなかった場合、自サイトのアドレスの末尾に/wp-login.phpを追加すればログインページが表示されるはずです。

例：https://www.tikyu.net/wp-login.php

ログインページのURLを変更していた場合

セキュリティ強化のためSiteGuard等のプラグインでログインページのURLを変更していた場合、次の2つの方法を試してみてください。

• メールを確認する
• .htaccessを確認する

メールを確認する

たとえばSiteGuardの場合、ログインページのURLを変更した際、確認のためのメールが届きます。確認メールには変更後の、つまり今現在のログインページURLが記載されているため、このメールを確認すればログインページのURLが分かります。

メールを探す際、プラグイン名や自サイトのドメイン名などで検索すると、目的のメールを見つけやすいでしょう。SuiteGuardなら、「WordPress: ログインページURLが変更されました」というワードで検索すると一発で見つけられるはずです。

.htaccessを確認する

.htaccessに変更後のログインページ名が記載されているので、これを確認します。

SuiteGuardの場合、下記のように表示されています。

RewriteRule ^XXXXXXXXX(.*)$ wp-login.php$1 [L]

XXXXXXXXXが変更後のファイル／ディレクトリ名なので、自サイトのURLの末尾にこれを追加すればログインページにアクセスできます。

.htaccessのダウンロードや中身の表示方法はここでは割愛します。

おわりに

久しぶりに管理画面にアクセスしようとしてログインページのURLを忘れたことに気づき、焦ることがありますが、このように対処方法がありますので安心ですね。

なおここで紹介した方法のほか、自サイト上に表示されている「ログイン」というリンクをクリックしてログインページにアクセスする方法もあります。しかし、ウィジェットの設定でメタ情報を表示しないようにしていた場合、この方法は使えません。